インタビュー6
グループ「あんこ」は高橋春男さんにインタビューしました。
農家に生まれた春男さんは、メンコやビー玉で遊んだり、森で遊んだりした子供時代のことを話してくれました。友だちととっくみあいのけんかもよくしたそうです。
22歳で結婚したことと、孫ができたことが、人生でもっともうれしかったことだそうです。
グループ「あんこ」は高橋春男さんにインタビューしました。
農家に生まれた春男さんは、メンコやビー玉で遊んだり、森で遊んだりした子供時代のことを話してくれました。友だちととっくみあいのけんかもよくしたそうです。
22歳で結婚したことと、孫ができたことが、人生でもっともうれしかったことだそうです。
グルーブ「新撰組」は千葉ひで子さんにインタビューしました。おはじきやおてだまで遊んでいた少女時代。19歳で農家に嫁ぎました。自分の人生が大きく変わったのは、運転免許を取った時だといいます。行動範囲が広がって、暮らしが楽しくなりました。
なんといってもうれしいのは、自分の子どもたちがみんな大学まで行ったことだそうです。
子どものころは幼稚園の先生になりたかったという高橋征子さんは、今、鶴巣小の子どもたちに「鶴巣音頭」を教えてくださっています。征子さんにインタビューしたのは、グルーブ「プリウス」。
征子さんの娘さんが病気になった時は本当につらかったですが、子どもたちも無事結婚した今は親として本当にうれしいといいます。
門間宇一郎さんにインタビューしたのはAグループ。農家に生まれた宇一郎さんは、家から7キロも離れた学校に毎日歩いて通っていたそうです。
戦争の時、友人が戦艦大和と一緒に沈んでしまったそうです。宇一郎さんにとって、とても大きな出来事だったといいます。
グループ「キュービック」はゆうきちづるさんにインタビューしました。
今は老人ホームを訪れて歌を歌うことが生きがいだというゆうきさん。34歳のときご主人を亡くされて、人生が変わりました。パーマ屋さんで働きながら子どもを育てました。毎朝4時起きしてお弁当を作り、6時には家を出たそうです。
とても朗らかなゆうきさんに、そんなご苦労があったなんて信じられません。
いよいよ鶴巣小の5・6年生は、地域の方々にインタビューを開始しました。先生方が地域の方々に電話をしてくださり、6人の協力者を探してくださいました。
グループ「ハイジ」は、高橋克司さんにインタビュー。克司さんの子供時代にみんな興味津々です。戦争中、戦闘機の機銃掃射に腰を抜かしたおばあちゃんを連れて家に逃げ込んだことや1クラス60人だったことを話してくださいました。クラスでお弁当を持って来ることができたのはわずか10人くらい。それ以外の子どもたちは空腹を我慢して、外で遊んでいたそうです。お弁当を持ってきた子は、隠しながら食べていたそうです。
そんな子供時代を経て、克司さんはおとなになったのです。
11月1日、第一回目のワークショップが鶴巣小学校で行われました。
ダンサーの千葉里佳さん、アシスタントを務めるダンサーの渋谷裕子さん、ギタリストの佐藤正隆さんが小学校を訪れました。
5年生19名と6年生15名と千葉さんたちが初めて対面。いろいろなゲームを通じて、身体を動かしていきました。
最後には「くにゃくにゃ」「しくしく」などの擬音を動きにしてみました。みんな照れながらも、自分たちで発明した動きを披露。
なかなかやるなあ。
これからがとても楽しみな初回ワークショップでした。
次回は10日、今度は地域の方々との出会いが待っています。
2010年、宮城・仙台で行われる「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」ですが、11月に集中して開催されます。
大和町立鶴巣小学校と仙台市立東四郎丸小学校で、子どもたちがアーティストとふれあいながら、創造活動を開始します。