2016年 7月 5日 - 2:44pm

南三陸みんなのきりこプロジェクト2016


かつての南三陸にあった暮らし、今の南三陸人の姿を、白い切り紙で表し伝える「みんなのきりこ」づくりワークショップ下記日程で開催しています。是非ご参加ください。



チラシダウンロード(PDF)

7/3(日)・7/16(土)・8/5(金)・8/6(土) ・8/15(月)・8/16(火)・8/17(水)・8/18(木)
■午前の部10:00-12:00
■午後の部13:30-15:30
■場所 南三陸ポータルセンター

飾り付け作業日
8/19(金)・20(土)・21(日)
■午前の部10:00-12:00
■午後の部13:30-15:30
■集合場所 南三陸ポータルセンター

2014年 12月 27日 - 4:40pm

南三陸“がんばる”名場面フォトプロジェクト

写真家の浅田政志さんと南三陸町で南三陸“がんばる”名場面フォトプロジェクトを展開してきました。
浅田さんは写真集「浅田家」で木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家。浅田さんとお互いに支え合って来た南三陸人たちは、一緒に1枚の写真を創り上げました。その写真の中から13枚を選び、カレンダーにしました。

この写真撮影に参加した多くの人が、家を家族を大切な人を、あの大津波で失いました。一時は働く場所も住む場所もありませんでした。でも、みんなが笑顔とユーモアを忘れることはありませんでした。そして、なにもかもなくなったあの日から、ここまでなんとか懸命にがんばって来ました。
みんないい笑顔です。笑顔は明日への元気を生み出します。
ぜひ多くの方に、このカレンダーをお使いいただきたいと思います。

一冊 税込み1500円 お申し込みは envisi@da-ha.jp または 南三陸観光協会 TEL 0226-47-2550へ。
お名前・カレンダーの送付先をご連絡ください。お振込先をご連絡いたします。お振込を確認し次第、カレンダーをお送りいたします。

2014年 4月 19日 - 12:26pm

三陸・大地を融かすプロジェクト

思い入れのある場所の砂をみんなで集め、融かしてガラスにするプロジェクトを開催しました。ガラス作家 村山耕二氏によるプロジェクトです。
自分が生きて来た土地、歩いてきた道、だれかとの思い出の場所の思い出を閉じ込めたガラスは、とても美しい明るい緑色のガラスになりました。
南三陸町は70%の建物が流失し、みなさんが暮らしていた場所の多くは現在嵩上げ工事が進行しています。消えてゆく暮らしの跡・・。それを多くの方が、なんともいえない気持ちで見ていることと思います。
このガラスは、こんな場所の砂からできました。

五日町 南町 中瀬町 本浜町 上山 本浜公園 サンオーレ袖浜 神割崎
折立 荒町の公園 坂本海岸 長須賀海岸 荒砥浜 韮の浜 入谷鏡石 大谷海岸などの砂や土

南三陸町のみなさんの心に残るそれぞれの場所の思い出の輝きは、決していつまでも消えることはありません。

主催 ENVISI
共催 南三陸町観光協会
助成 公益財団法人 福武財団
協力 南三陸町建設業協会
京都EIC株式会社
共進電気工業株式会社
サンエンジニアリング株式会社
税理士法人青木&パートナーズ
株式会社タカトー
川島達史
海馬ガラス工房

村山 耕二 Koji Murayama

1967年山形市生まれ。仙台市秋保で工房「海馬」を主宰。http://www.kaiba.org/ガラスに対する自らの世界観をもとにガラス素材の研究開発から作品制作までのプロセスをアートワークとして考え活動。サハラ砂漠の砂から創り出すガラス作品から始まり、現在はさまざまな場所の砂からガラスを創り出すプロジェクトを展開している。ジャンルにとらわれない自由な表現は、器やオブジェ、照明など多岐にわたる。モロッコ王国・王室へ作品を献上。2009年大崎市立川渡小学校全校生徒でガラスを制作した。広瀬川の砂から作り出す仙台ガラス・プロジェクトを展開中。
http://www.sendai-glass.jp

2014年 3月 16日 - 1:15pm

南三陸町の人々と浅田政志の南三陸“がんばる”名場面フォトプロジェクト

南三陸町では、今、復興のためにたくさんの人が、だれかのために、汗を流しています。がんばっている会社や現場、家を訪ね、どんなシーンを撮影するか企画。撮影場所、シチュエーションなどを写真家 浅田政志氏と話し合いながら準備し、がんばっている決定的瞬間をみんなで再現します。この撮影のプロセスで、参加する方々は、自分たちを取り巻く人たちとのつながりを確かめ合うことができることでしょう。そして、その写真にはユーモアとあたたかさがあふれることでしょう。これから秋まで、だれかのためにがんばる、輝く南三陸人たちの輝く姿を写真に焼き付けていきます。

この撮影に参加したい南三陸町民を募集しています。だれかのためにがんばっている団体や個人を自薦、他薦問わずご応募ください。どなたのために、何をがんばっている団体、個人なのかお知らせください。ご応募随時受付中!
■お申し込み・お問い合わせは南三陸町観光協会へ
TEL 0226-47-2550 e-mail post@m-kankou.jp


2013.12.26 浅田政志氏撮影
浅田さん撮影による南三陸町の建設会社阿部藤建設株式会社のみなさん。
海の復旧工事に、陸側の復興工事に、社員全員が日々がんばっている。
志津川地区に設営されていたきりこボードを移設工事中の現場で撮影した。
「毎日毎日がんばってます!」


浅田政志氏プロフィール

1979年三重県生まれ。日本写真映像専門学校(大阪)在学中に「浅田家」シリーズを撮り始める。2003年上京、スタジオフォボス勤務を経て、07年に写真家として独立。08年、写真集『浅田家』(赤々舎)を刊行し、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。全国の他の家族を撮影するシリーズ「みんな家族」も継続中。2010年「Tsu Family Land」浅田政志写真展(三重県立美術館)。著書に『浅田家』(ユトレヒト/2007)、『浅田家』(赤々舎/2008)、『NEW LIFE』(赤々舎/2010)などがある。http://www.asadamasashi.com

2014年 3月 15日 - 1:47pm

きりこプロジェクト2014

南三陸町の嵩上げ工事の進行に伴い、町内に設置していたきりこボードを南三陸ポータルセンターの敷地内に移設いたしました。みなさまのご協力に感謝申し上げます。この移設はみやぎ地域復興支援助成金で行うことができました。厚く御礼申し上げます。解説パネルも設置し、みなさまに震災前の町の様子もご覧いただけるよう工夫しました。
どうぞご覧ください。
南三陸町きりこプロジェクト >>
 
 
きりこプロジェクトは、2010年に始まったアート・プロジェクトです。アートNPOのENVISI(エンビジ)が企画、南三陸町の女性たちが参加し、白い切り紙で、志津川地区の中心街を彩りました。
「きりこ」とは、各神社が長い間継承して来た正月の神棚飾りの通称で、南三陸町でも多くの家が「きりこ」を飾って来ました。
その美しい「きりこ」の様式を模倣して、私たちは町の人たちの宝物や思い出などを取材して、それを題材に切り紙を作り、それぞれの軒先に飾ったのです。
650枚ものきりこを家々に飾った街並みは、2011年3月、東日本大震災の大津波により、ことごとく流失してしまいました。
2012年、ENVISI(エンビジ)は、各家々のために作った切り紙を白いボードにし、今を懸命に生き抜く人々の姿を表したメッセージを添えて、それぞれの家があった場所に掲げました。いまだ海におられる方々にも、その姿を届けようと、すべてのボードを海に向けました。
2013年秋、嵩上げ工事開始のため、この場所にきりこボードを移設しました。
この町で、人々は何代にもわたり家業を営んできました。笑いと涙の物語が、この土地で無数に繰り広げられてきました。この白い「きりこ」は、それを讃える証のようなものです。
思い出が宿る街並みは、もうありません。しかし、心の中には、この町で生きてきた幸せな記憶が、今も生きています。これからも、ここで生きていく喜びを共有しようとする強い思いこそ、この町を再建する原動力だと思います。
毎年夏の終わりに商店街に切り紙を作って飾る「きりこプロジェクト」を通して、私たちは南三陸の記憶と誇りを伝えていきたいと思います。
このプロジェクトをご支援くださった多くの皆様に心から感謝申し上げます。
 
 

南三陸町きりこプロジェクト >>

2013年 10月 28日 - 3:56pm

ティファニー財団賞 伝統文化振興賞を受賞しました。


きりこプロジェクトが第6回「ティファニー財団賞-日本の伝統文化と現代社会-」伝統文化振興賞を受賞しました。
これまでご支援いただきましたみなさまに心から感謝申し上げます。
http://www.jcie.or.jp/japan/cn/tiffany/


南三陸町きりこプロジェクト2013 >>

We are very pleased to announce that our KIRIKO Project has received
2013 Tiffany Foundation Award for the Preservation of Japanese
Traditional Arts and Culture in Contemporary Society.
We would like to extend our heartfelt gratitude to those who have supported us.

For further detail, please visit the award’s website;
http://www.jcie.or.jp/civilnet/philanprograms/tiffany/2013/2013.html

KIRIKO Project 2013 >>

2013年 8月 22日 - 1:02am

南三陸町きりこプロジェクト2013

南三陸町五日町、南町の津波被災跡地に設置していたきりこのインスタレーションは、嵩上げ工事の開始に伴い、五日町の一部と南町の作品を南三陸さんさん商店街となりに完成した南三陸ポータルセンターの周辺に移設しました。
五日町の西寄りと塩入、廻館前には、かつてお店や家があったところにきりこボードは設置されています。
今度はQRコード読むと、震災前の写真やお話も読めるようになりました。
ぜひご覧ください。

8.24-9.16までは、さんさん商店街と伊里前福幸商店街に紙のきりこも展示しています。
各お店の方にお話を伺ってつくったきりこです。みなさんの思いを、それぞれのきりこから
感じとっていただければと思います。

南三陸町きりこプロジェクト2013 >>

2012年 8月 13日 - 8:50am

9/11 特別イベント 南三陸の海に思いを届けよう

9月11日(火) 14:45〜15:30
会場:南三陸町志津川五日町周辺

震災から1年6ヵ月が経つこの日、南三陸の海に向かい、愛すべき亡き人々、いまだ海にいらっしゃる方々に、思いを届ける朗読コンサートを行った。
大きなスピーカーを設置し、人々の暮らしの場がことごとく流失した町の中心部から、海に向けて音楽を奏でた。また、五日町周辺には、「きりこボード」を海に向けて展示した。
今、力を合わせて苦難の時を乗り越え生きている町の人々の姿を、朗読ときりこボードのメッセージで表し、海と空に伝えた。

出演/鈴木美紀子 佐藤正隆 渡辺祥子

※映像は最初の5分をすすめてご覧ください。


野外展示マップ

南三陸町志津川地区27箇所に設置されたきりことメッセージのインスタレーションのマップです。
南三陸で懸命にがんばっておられるひとりひとりの姿をメッセージに込めました。
歌津伊里前商店街にも9点のボードが展示されています。
(2012年11月更新)
 

 

南三陸商工会跡地に設置。
胸の中に生きている記憶を分かち合い、これからもこの町で生きていく喜びを確かめ合おう。
それが南三陸福幸きりこ祭のテーマです。


志津川地区の五日町商店街付近。
ぎっしりと家が並んでいた町も、以前を知らない人たちにとってはただの痛々しい風景。ここにかつてあった生活、歴史をこそ、多くの方に知っていただきたいと思います。


福興市実行委員会の実行委員長として、被災以来、笑顔を絶やさずにがんばっておられる山内正文社長のヤマウチの敷地に設置。絵柄は震災後発売した地酒のラベルです。


歌津伊里前福幸商店街でも、
海風に涼やかなきりこが揺れています。


南三陸さんさん商店街には約200点のきりこが飾られています。
フードコートには、かつての町並みや店の写真とともに、それぞれのお店や家のために創られたきりこ61点が展示されています。


7軒のお店に取材して、新たにきりこを制作しました。
ナカノ電気商会さんのきりこには、いつもお店の棚で丸くなっていた白猫のハイジと、お店の横で咲いていたラベンダーがモチーフになっています。


 

きりこ」とは

宮城県塩竈市以北から三陸地方南部では、神社の神職が正月の神棚飾りのために縁起物を切り抜いた半紙「きりこ」や飾り幣束などを、暮れに氏子に配布する風習がある。
神社ごとに伝わる「きりこ」のデザインはそれぞれ異なり、いずれも美しい。漁業がさかんな南三陸町では、「きりこ」を神棚に一年を通して飾る家も多い。

主 催 ENVISI
共 催 一般社団法人 南三陸町観光協会
助 成

アサヒビールグループ芸術文化財団

公益財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団

 

特別協賛
後 援 南三陸さんさん商店街 / 歌津伊里前福幸商店街
協 力 彩プロジェクト
すみだ川アートプロジェクト(デザイン&制作8点)
国営みちのく杜の湖畔公園(2010年きりこ制作)
ART LAB OVA(取材・きりこデザイン&制作)
女子美術大学アートプロデュース研究室(デザイン&制作20点)
愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(設営・映像記録)
八戸ポータルミュージアム はっち(2010年きりこ制作)
プルデンシャル生命保険株式会社(2012年きりこ制作)
独立行政法人 防災科学技術研究所(機材協力)
佐藤由美(取材)
齋藤麻紀子(取材)
高橋京子(デザイン&制作4点)
南三陸町立志津川小学校
南三陸町立伊里前小学校
有限会社 盛 堂
株式会社メディアゲートジャパン
有限会社ダ・ハ プランニング・ワーク
H@!FM(はっとエフエム)
南三陸災害エフエム FMみなさん
阿部藤建設株式会社
(敬称略)

2012年 8月 13日 - 8:49am

8/25 特別イベント 白い紙で彩る朗読会

8月25日(土) 17時50分~18時30分

会場:南三陸さん商店街特設ステージ

毎年8月の最終土曜日の夜は八幡川に若者たちが松明を灯す「かがり火まつり」が行われて来ました。震災後初めて、さんさん商店街に会場を移し行われたかがり火まつりの始まりに、かつてのみなさんの暮らしを、震災前の志津川の景色を映写しながら朗読でお聞きいただきました。海辺の豊かな暮らしをもう一度思い起こしてほしい、そしてそこに流れていた南三陸の人々の精神性や生活文化を町の再興に生かしてほしい。そのような思いから、朗読会を開催しました。
出演/佐藤正隆 渡辺祥子


野外展示マップ

南三陸町志津川地区27箇所に設置されたきりことメッセージのインスタレーションのマップです。
南三陸で懸命にがんばっておられるひとりひとりの姿をメッセージに込めました。
歌津伊里前商店街にも9点のボードが展示されています。
(2012年11月更新)
 

 

南三陸商工会跡地に設置。
胸の中に生きている記憶を分かち合い、これからもこの町で生きていく喜びを確かめ合おう。
それが南三陸福幸きりこ祭のテーマです。


志津川地区の五日町商店街付近。
ぎっしりと家が並んでいた町も、以前を知らない人たちにとってはただの痛々しい風景。ここにかつてあった生活、歴史をこそ、多くの方に知っていただきたいと思います。


福興市実行委員会の実行委員長として、被災以来、笑顔を絶やさずにがんばっておられる山内正文社長のヤマウチの敷地に設置。絵柄は震災後発売した地酒のラベルです。


歌津伊里前福幸商店街でも、
海風に涼やかなきりこが揺れています。


南三陸さんさん商店街には約200点のきりこが飾られています。
フードコートには、かつての町並みや店の写真とともに、それぞれのお店や家のために創られたきりこ61点が展示されています。


7軒のお店に取材して、新たにきりこを制作しました。
ナカノ電気商会さんのきりこには、いつもお店の棚で丸くなっていた白猫のハイジと、お店の横で咲いていたラベンダーがモチーフになっています。


 

きりこ」とは

宮城県塩竈市以北から三陸地方南部では、神社の神職が正月の神棚飾りのために縁起物を切り抜いた半紙「きりこ」や飾り幣束などを、暮れに氏子に配布する風習がある。
神社ごとに伝わる「きりこ」のデザインはそれぞれ異なり、いずれも美しい。漁業がさかんな南三陸町では、「きりこ」を神棚に一年を通して飾る家も多い。

主 催 ENVISI
共 催 一般社団法人 南三陸町観光協会
助 成

アサヒビールグループ芸術文化財団

公益財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団

 

特別協賛
後 援 南三陸さんさん商店街 / 歌津伊里前福幸商店街
協 力 彩プロジェクト
すみだ川アートプロジェクト(デザイン&制作8点)
国営みちのく杜の湖畔公園(2010年きりこ制作)
ART LAB OVA(取材・きりこデザイン&制作)
女子美術大学アートプロデュース研究室(デザイン&制作20点)
愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(設営・映像記録)
八戸ポータルミュージアム はっち(2010年きりこ制作)
プルデンシャル生命保険株式会社(2012年きりこ制作)
独立行政法人 防災科学技術研究所(機材協力)
佐藤由美(取材)
齋藤麻紀子(取材)
高橋京子(デザイン&制作4点)
南三陸町立志津川小学校
南三陸町立伊里前小学校
有限会社 盛 堂
株式会社メディアゲートジャパン
有限会社ダ・ハ プランニング・ワーク
H@!FM(はっとエフエム)
南三陸災害エフエム FMみなさん
阿部藤建設株式会社
(敬称略)

2012年 8月 9日 - 5:15pm

南三陸 福幸きりこ祭 白い紙で彩るみんなの記憶

8月25日(土)〜9月11日(火)

東日本大震災の大津波で町が丸ごと流失した南三陸町の人々の心に生きている記憶を、町の人たち自らの力で見える化し共有する。
現地の女性たちのまちづくりグループ「彩プロジェクト」や子どもたち、趣旨に賛同して活動に参加してくれる有志とともに、町の人々を取材。
この町で生きて来た思い出やかつての生活、未来に伝えていきたいこと、震災後の抱負をお聞きし、400字程度の文に書き上げるとともに、
地域の伝統的な神棚飾りの「きりこ」の要領で、その物語を白い切り紙に創作する。
全国各地のアート関係者にも、「きりこ」作りに参加していただく。
仮設商店街やその周辺エリアに作品を展示し、町内外の方々とともに町の人たちの物語を共有する。白い切り紙は、今を生きている町の人たちの証そのものだ。
「きりこ」の記録を書籍化して出版し、南三陸町が育んできたこと、人々の歴史を伝える活動を彩プロジェクトと協働で行っていく。

 

特別イベント 白い紙で彩る朗読会

8月25日(土) 17時50分~18時30分

会場:南三陸さん商店街特設ステージ
入場無料

白い紙で彩られた町のみなさんの物語。展示をご覧いただきながら、町のみなさんの物語を朗読する夏の夕べ。かつての町並みも暗くなり次第、映写いたします。
出演/渡辺祥子 佐藤正隆

 

特別イベント 南三陸の海に思いを届けよう

9月11日(火) 14:45〜15:30
会場:南三陸町志津川五日町周辺

震災から1年6ヵ月が経つこの日、南三陸の海に向かい、愛すべき亡き人々、いまだ海にいらっしゃる方々に、思いを届けたい。
海に向けて、流失した町から音楽を奏でる。また、五日町周辺には、巨大な「きりこ」を海に向けて展示する予定。
今、苦難の時を力を合わせて生きている人たちの証が海に力強くメッセージを伝える。
出演/鈴木美紀子 佐藤正隆 渡辺祥子

 

野外展示マップ

南三陸町志津川地区27箇所に設置されたきりことメッセージのインスタレーションのマップです。
南三陸で懸命にがんばっておられるひとりひとりの姿をメッセージに込めました。
歌津伊里前商店街にも9点のボードが展示されています。
(2012年11月更新)

 

南三陸商工会跡地に設置。
胸の中に生きている記憶を分かち合い、これからもこの町で生きていく喜びを確かめ合おう。
それが南三陸福幸きりこ祭のテーマです。


志津川地区の五日町商店街付近。
ぎっしりと家が並んでいた町も、以前を知らない人たちにとってはただの痛々しい風景。ここにかつてあった生活、歴史をこそ、多くの方に知っていただきたいと思います。


福興市実行委員会の実行委員長として、被災以来、笑顔を絶やさずにがんばっておられる山内正文社長のヤマウチの敷地に設置。絵柄は震災後発売した地酒のラベルです。


歌津伊里前福幸商店街でも、
海風に涼やかなきりこが揺れています。


南三陸さんさん商店街には約200点のきりこが飾られています。
フードコートには、かつての町並みや店の写真とともに、それぞれのお店や家のために創られたきりこ61点が展示されています。


7軒のお店に取材して、新たにきりこを制作しました。
ナカノ電気商会さんのきりこには、いつもお店の棚で丸くなっていた白猫のハイジと、お店の横で咲いていたラベンダーがモチーフになっています。


 

きりこ」とは

宮城県塩竈市以北から三陸地方南部では、神社の神職が正月の神棚飾りのために縁起物を切り抜いた半紙「きりこ」や飾り幣束などを、暮れに氏子に配布する風習がある。
神社ごとに伝わる「きりこ」のデザインはそれぞれ異なり、いずれも美しい。漁業がさかんな南三陸町では、「きりこ」を神棚に一年を通して飾る家も多い。

主 催 ENVISI
共 催 一般社団法人 南三陸町観光協会
助 成

アサヒビールグループ芸術文化財団

公益財団法人 文化・芸術による福武地域振興財団

 

特別協賛
後 援 南三陸さんさん商店街 / 歌津伊里前福幸商店街
協 力 彩プロジェクト
すみだ川アートプロジェクト(デザイン&制作8点)
国営みちのく杜の湖畔公園(2010年きりこ制作)
ART LAB OVA(取材・きりこデザイン&制作)
女子美術大学アートプロデュース研究室(デザイン&制作20点)
愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(設営・映像記録)
八戸ポータルミュージアム はっち(2010年きりこ制作)
プルデンシャル生命保険株式会社(2012年きりこ制作)
独立行政法人 防災科学技術研究所(機材協力)
佐藤由美(取材)
齋藤麻紀子(取材)
高橋京子(デザイン&制作4点)
南三陸町立志津川小学校
南三陸町立伊里前小学校
有限会社 盛 堂
株式会社メディアゲートジャパン
有限会社ダ・ハ プランニング・ワーク
H@!FM(はっとエフエム)
南三陸災害エフエム FMみなさん
阿部藤建設株式会社
(敬称略)