「“生きる”博覧会」は、さまざまな場所での人間の営みを
アートを通して見つめ直すプロジェクトです。
昨年、私たちは南三陸町で町の人たちとともに「きりこ」のプロジェクトを行いました。
まちなかの商店、海産物加工に携わる方々の“生きる”を、 女性たちと美しい切り紙にする
コミュニティアートでした。
3月11日、 この町を大津波が襲い、昨年プロジェクトを行った場所のすべてが失われました。
先祖代々営々と受け継がれて来たもの、安らぎの住みか、愛する人々…。
それでも、人々は生きて行かなくてはなりません。海に出なくてはなりません。
きわめて困難な日々を生きる町の人たちに寄りそいながら
心の絆を結ぶプロジェクト。
それが2011年の“生きる”博覧会です。
主催:envisi
共催:南三陸町
助成:
アサヒ・アート・フェスティバル ネットワーク活動支援募金
企業メセナ協議会「芸術・文化による震災復興支援ファンド」